不動産仲介・調査会社のコリヤーズ・フィリピンによると、2025~27年にかけてフィリピンで開業する予定のホテルの客室総数に占める外資系ホテルの割合が56%と過半数を占めると予想されている。従来予想は42%だったが、さらに伸びる見通し。今年以降に開業が予定されている外資系ホテルにはアスコットDDメリディアンパークやドゥシットグリーンヒルズマニラ、マンダリンオリエンタルやカノピー・バイ・ヒルトン、モクシーホテル・サーキットなどがある。比観光省によると、今年1~5月期の外国人観光客数が、韓国人観光客が19%減少したことが響き、254万人と前年同期比1.2%減少したものの、比人旅行者による観光関連支出が3兆1000億ペソと同16.4%増加するなど国内観光の隆盛がカバーしている(1日・インクワイアラ―)
外資系ホテルチェーン 比進出強化
2025/9/2
経済
