アジア太平洋大学食品アグリビジネスセンター(UA&P―CFA)によると、フィリピン国内のコーヒー専門店チェーン市場における総付加価値の占有率で、米スターバックスが約54%とトップを占めている。次いでやはり米系のダンキンが12.1%で2位、3位は同5.8%のマクドナルド、4位はコーヒービーン&ティーリーフを運営するジョリビーフーズで同5.6%。外資系のコーヒーチェーンが優勢だが、最近はメリーグレイス・フードやボスコーヒー、フィガロコーヒーやコーヒープロジェクトなど国内ブランドの健闘も顕著。また、サードウェーブと呼ばれるコーヒー焙煎技術やシングルオリジン豆の使用、シンプルな店内デザインなどを売りにするヤードスティックや%アラビカ、エルウニオンなどの専門店の人気も高まっている。ピックアップコーヒーなどスタンド形式のコーヒー専門チェーンの出店ラッシュも顕著なほか、石油元売り大手シェルが給油所で展開している異業種カフェチェーンも増加中。(28日・スター)
比コーヒーチェーン スタバ占有率54%
2025/7/30
経済