実業家ルシオ・タン氏が経営する拡大商銀大手フィリピン・ナショナル・バンク(PNB)の今年1~6月期決算報告によると、純益は125億ペソで前年同期比22%増加した。貸付金と投資証券がそれぞれ同5%と11%拡大したことから純金利収入が258億ペソと同7%増加した。また、外貨取引収入などが14億ペソと同64%増加したことや手数料収入が28億ペソと同24%増加したことも収益拡大に貢献した。6月末時点の総資産額は1兆2900億ペソ。同行のエドウィン・バウティスタ社長兼CEOは「収益の2ケタの伸び率は策定された様々な戦略的イニシアティブが成功している証左だ」と自信を示している。(28日・インクワイアラ―)
PNB上半期純益 22%増の125億ペソ
2025/7/29
経済