エネルギー省のシャロン・ガリン大臣はこのほど、マニラ電力の発電部門子会社、メラルコ・パワージェンが計画しているケソン州アティモナン町における「ウルトラ・スーパークリティカル」(超々臨界圧)石炭火力発電所(最大発電量1200メガワット)の推進会社、アティモナン・ワン・エナジー(AOE)から出されていた同発電事業に関する「政府の石炭燃料化凍結政策に抵触しない」という内容の確認書の再発行要請に応じたことを明らかにした。これで、AOEが近日中に2030年2月の稼働目標に向けた開発計画などを提出すれば、脱炭素化を支援する危惧種や土着の樹木を大量に植林する森林再生事業や自然の炭素吸収源プログラムなども準備した上で、二酸化炭素排出量を高度に抑えることを可能とする石炭燃料火力発電所の建設と運営が可能となる。(26日・マニラブレティン)
超々臨界圧発電計画 DOEが再承認
2025/7/29
経済