貿易産業省は24日、昨年1年間における国内市場や海外の国際見本市などでのハラル製品の売上が78億ドル規模に達していると明らかにした。DTIのハラル産業開発課のアリーン・ギアパル・プログラム責任者によると、比産ハラル製品の売上増加はマレーシアやカナダ、サウジアラビアやアブダビなどにおける国際見本市に比のハラル業者が参加し、認知度が高まったことが背景にあるという。今年8月にはダバオ市のSMX会議場でミンダナオ・ハラル・エクスポが開催されるほか、11月にはパサイ市の国際貿易センターで第8回フィリピン全国ハラル会議およびハラル・エクスポ・フィリピンが開催される予定となっており、国内での認知度を高めるためのイベントが盛んになってきている。また、7月15日にはやはり国際貿易センターで「ハラル・エコシステム&イスラム金融およびイスラム保険普及イベント」も開催される。(25日・マニラタイムズ)
比ハラル業界売り上げ 24年は78億ドル規模
2025/6/26
経済