国内複合企業大手でシー財閥傘下の中核持株会社、SMインベストメンツ(SMIC)は2024年度決算報告を行い、連結純益が826億ペソと23年比7%増加したことを明らかにした。事業別純益貢献度では銀行事業が全体の49%を占めたほか、不動産開発事業が26%、モール運営など小売事業が18%を占めた。また、連結総収入は6548億ペソとなり同6%増加した。傘下企業ではBDOユニバンクが純益820億ペソと23年比12%増加したほか、チャイナバンキングも同13%増の純益248億ペソを記録。不動産開発部門のSMプライム・ホールディングスも連結純益が456億ペソと同14%増加したほか、SMリテールも純益209億ペソと同5%増加した。SMグループは昨年、小売店舗を619店開業させたほか、モール施設2カ所を新設し、銀行73支店を開業させた。(1日・マニラタイムズ)
SM中核持株会社 連結純益826億ペソ
2025/3/3
経済
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