配電大手マニラ電力(メラルコ)は24日、2024年決算報告を行い、純益が451億ペソと前年比22%増加したことを明らかにした。配電電力量が拡大したことに加え、発電パフォーマンスの好調さや個人向け電力供給事業の改善によって収益性が高まった。同社の昨年の連結総収入も4700億ペソと同6%増加した。また、昨年の連結資本支出額も447億ペソに達した。昨年の配電電力量は5万4325ギガワット時と前年比6%拡大した。このうちサービス業など商業向け配電電力量が2万406ギガワット時で同38%増と大幅に拡大したほか、家庭向け配電電力量が1万9455ギガワット時と同9%増加した。一方、工業向けは1万4318ギガワット時と前年並みにとどまった。(24日・マニラブレティン)
メラルコ24年純益 22%増の451億ペソ
2025/2/26
経済
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