東京ガスはこのほど、フィリピンで初めて液化天然ガス(LNG)基地の操業許可を獲得し、浮体式LNG基地を所有・運営するエフジェンLNGの株式20%を取得した。商業運転中の海外LNG基地事業への出資参画は東京ガスにとって初めて。東京ガスはこれまで、エフジェンLNGの親会社であるロペス財閥傘下のファーストジェンと2018年に共同開発契約、20年に相互協力契約を締結し、浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備を搭載した船舶を活用した同基地の開発および建設を進めてきた。東京ガスは同基地への事業参画を足がかりに、比における天然ガス利用の普及拡大やLNGバリューチェーン構築にも貢献したいとしている。(19日・東京ガスプレスリリース)
LNG基地運営会社 東京ガスが株式取得
2025/2/24
経済
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