スイスに拠点を持つ多国籍食品メーカーのネスレの比子会社は24日、比運送業者のモーバーとの間で、中近距離配送に電動配達トラックを導入する事業で提携合意を結んだ。ネスレは世界中の事業所で2050年までに温室効果ガスのネットゼロエミッションの達成を目標に掲げており、その実現に向けてモーバー側が再生可能エネルギーを電源とする電気自動車向け充電施設を設置した上で、電動トラックを提供する。モーバーのデニス・ナン最高経営責任者によると、比ネスレのブラカン州メイカワヤン町にある首都圏配送センターにモーバーが再エネ電源で稼働する充電施設(60キロワット時)をすでに設置しており、8台の電動配達トラックを投入し首都圏一円でのネスレ製品の配送を請け負うという。(25日・インクワイアラ―)
比ネスレが配達に電動トラック導入へ
2025/1/28
経済