農務省のラウレル大臣は国内の果物や野菜、高付加価値作物などの農産物の保存期限の延長や安定供給を可能とするため30億ペソの予算を支出して、全国99カ所に冷蔵倉庫を新設する事業計画を明らかにした。農業水産物ロジスティック事務所を通じて策定した同省の包括的ロジスティックス・マスタープランの一環で、マルコス大統領からも承認を得ている。2024年予算に含まれていた冷蔵倉庫ネットワーク構築事業の未使用資金15億ペソと25年予算法を通じた15億ペソを新たに拠出して事業費に充てる。ラウレル大臣によると、南カマリネス州と西ミンドロ州サンホセ市、ヌエバエシハ州カバナトゥアン市に大規模な冷蔵倉庫施設を建設するほか、小規模な空冷式モジュール型チラー施設を全国96カ所に建設する予定。(27日・マニラタイムズ)
国内99カ所に冷蔵倉庫設置へ
2025/1/28
経済