石油元売り3位のカルテックス社は、今年1—9月期の純利益が9億ペソで前年同期とほぼ同レベルだったと発表した。同社は、上半期(1—6月期)には経営合理化によって営業費用を4億ペソ削減。また、外国為替市場がペソ高ドル安に転じたため3億8,000万ペソの外国為替差益を得た。しかし、第3四半期(7—9月期)には原油価格の高騰にもかかわらず、石油製品価格の値上げを最小限にとどめたため4億ペソの純損失を計上した。
econoTREND
1999/12/7
社会



