メダリヤ経済開発庁(NEDA)長官はこのほど、「食品価格の安定が続く限り、インフレ率の急激な上昇はあり得ない」との見解を示した。同長官は、2000年度(1—12月期)の財政収支の目標達成を懸念する声の高まりが、消費者物価の高騰につながる可能性を否定。「インフレ率は、食品価格で決まる」と述べた。このため、①農業部門の中期目標成長率3.5—4.1%の達成②コメなど農作物の輸入手続きの簡素化——などによって食品の価格安定に努めるべきだとした。
econoTREND
1999/12/4
社会



