中央銀行は、拡大商業銀行(ユニバーサルバンク)が保険会社の株式を所有する際に定めている持ち株比率の上限(51%)を廃止し、100%所有を認める方針を固めた。これを受けて、アヤラ財閥の中核銀行バンク・オブ・ザ・フィリピンアイランズ(BPI)が同財閥傘下の保険会社アヤラ・インシュランス・ホールディングス社(AIHC)を吸収合併する可能性が高まった。BPIは、取締役会の承認を得た後、AIHC株の大多数を買収、AIHCの全事業を吸収する意向。
econoTREND
1999/10/19
社会