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ペトロン、ピリピナス・シェル、カルテックスの石油元売り３社は、1999年度（１—12月期）は減益を予測している。理由は、原油価格の上昇と為替市場におけるペソ安ドル高にもかかわらず、石油製品の値上げ幅を最小限にとどめたため。今年９月現在の原油価格は１バレル当たり21.9ドルと１月の同10.72ドルに比べ100％上昇。また、ペソの対ドルレートは１月の月平均１ドル＝38.44ペソから９月には同１ドル＝40.23ペソのペソ安となり、これに対して、１—９月期の石油製品価格の値上げ幅は25—30％にとどまった。
econoTREND
1999/10/12
社会
