米国農務省は、1999—2000年のフィリピン産砂糖に対する輸入割当枠を現行の13.5%と同率とし、引き下げは行わないもよう。米国は砂糖の輸入割当制度を採用しているが、97—98年には比に対しドミニカ、ブラジルに次ぐ輸入量を割り当てるなど比産砂糖にとって重要な輸出先となっている。しかし、北米自由貿易協定(NAFTA)に加盟するメキシコが輸入割当枠の拡大を強く要請していることから、比の割当枠削減が懸念されていた。
econoTREND
1999/10/7
社会