中央銀行は、24日のフィリピン外国為替市場におけるペソの対ドルレート平均値が1ドル=40.922ペソと約11カ月ぶりの安値となったにもかかわらず、翌日物借入・貸出金利の引き上げを行わなかった。「ペソ安は、円を除くタイ・バーツなど東南アジア各国通貨の下落基調に連動した動きであって、国内経済の基盤は依然、堅調」というのが主な理由。翌日物借入・貸出金利は、過去9週間連続でそれぞれ9%、11%となっている。
econoTREND
1999/9/28
社会