石油公社は、ミンダナオ島北ラナオ州イリガン市で発電設備を兼ね備えた鉄鋼製造施設の建設を計画している。推定投資額は15億7,300万ドル。建設は、オーストリアの鉄鋼大手ボエスト・アルパイン社(VAI)との合弁で行われるもよう。同施設は、VAI社が開発した精錬過程を短縮するCOREX技術を導入して年間166万トンの鉄鋼生産能力を備え、セメントの原料も生産する。天然ガスとの併用で最大430メガワットの発電が可能。
econoTREND
1999/9/21
社会