フィリピン長距離電話会社(PLDT)は、今年下半期(7−12月期)の広告予算を50%削減すると発表した。これにより、運営費の支出増を埋め合わせする方針。利用者の電話料金滞納に対応する損失準備金を増加するなどしたため、1998年度の同社の運営費は前年度比80%増の372億ペソに膨れ上がった。そのため、同年度の営業純利益は同35%減少した。同社は今後さらに経費削減の一環として所有する土地の売却や人員削減などに踏み切りたいとしている。(12日・タイムズ)
econoTREND
1999/7/13
社会