石油元売り業界2位のピリピナス・シェル社は、1998年度(1−12月期)の収支決算での純利益が16億ペソに上ったと発表した。15億ペソの赤字だった前年度に比べ大きく好転した。販売量は同2%減の1億3,540万バレルとなったが、①石油製品への需要減と精製コスト増のため操業を短縮、経営の合理化を図り運営費を削減した②マカティ市の本社ビル「シェル・ハウス」などの資産を売却、所得を得た——などを黒字転化の理由として挙げている。
econoTREND
1999/3/20
社会