電子部品の製造を行い、国内最大の輸出企業である米国系のテキサス・インストロメンツ・フィリピンズ社は、1999年度(1−12月期)に新たに6,000万ドルの増資を行う。主として、主力製品の携帯電話やディスクドライブに使用される「デジタル・シグナル・プロセシング・ソリューション・チップ」(DSPS)の生産性向上のため設備投資に充てられる。バギオ・シティー輸出加工区で操業する同社の98年度の輸出額は15億ドル。同年度の輸出総額290億ドルの5%を占めた。
econoTREND
1999/3/16
社会