米国系の多国籍農事産業(アグリビジネス)のドール・フィリピンズ社は、ミンダナオ島とビコール地方で15億ペソを投資、高付加価値の農作物を生産する計画を発表した。同計画は、貿易産業省による農村産業・村落企業体開発の一環として行われる。バナナ、パイナップル、アスパラガス、ナタ・デ・ココなどの輸出用6品目に加えコメなどが生産される。同社は、今後3年間に3,000の村落企業体を設立、下請契約を結び1万7,000人の雇用を創出するとしている。
econoTREND
1998/9/15
社会