2週間にわたるフィリピン経済政策点検を終え、国際通貨基金(IMF)使節団は9日、比政府のスタンドバイ・クレジット引き出しを認めると発表した。公的借入需要が300億ペソの目標値を超えたほかは、すべて目標値内に収まった。使節団と政府が合意に達した1998—99年の経済計画をIMF理事会が承認した後、約2億6,000万ドルを引き出せる。次回理事会は10月21日のため、引き出しはそれ以降になる。新規経済計画では、今年の国民総生産(GNP)伸び率1.5%、国内総生産(GDP)伸び率1%、インフレ率10%など。
econoTREND
1998/9/12
社会