「エストラダ新政権」の貿易産業相への就任が決まったホセ・パルド氏は貿易の自由化をさらに促進すると語っている。同氏は現在、セブン・イレブンの比現地法人などの社長で、フィリピン商工会議所会頭も務めた生粋の経済人。ラモス政権下では経済アドバイザーとして世界貿易機関やアジア太平洋経済協力会議で取り決められた市場開放・経済自由化策の推進に当たった。同氏は「新政権では食糧安全保障と農産物貿易自由化とを対立することなく実現したい」としている。
econoTREND
1998/5/30
社会