エンリケス蔵相はジュネーブで、「長期的にみるとペソ・レートは1ドル=37—40ペソの水準で定着するだろう」と述べた。国際市場からのドル調達は少なくとも11日の全国統一選挙が終わるまで考えていないと言う。蔵相はまた、アジア通貨危機が終息に向かっていることを喜ばしいことと語った上で、危機の解決策として、ばく大なコストを支払っても経済構造改革を断行することが重要とした。
econoTREND
1998/5/5
社会