エネルギー調整委員会(ERB)のマガボ委員によると、液化石油ガス(LPG)、レギュラー・ガソリン、灯油の3石油製品は11日の全国統一選挙後に値上げされる見込み。同委員は原油価格高騰とペソ安を理由に挙げている。値上げ幅はリットル当たり平均10センタボの小幅にとどまるとみられる。ERBは石油製品自由化後もLPGなど3品目に限り価格規制を続けている。4月はこの3品目をリットル当たり平均40.15センタボ値下げした。だが、原油価格が3月の1バレル当たり11ドル台から最近では13ドルにまで上昇。ペソも再び1ドル=40ペソ台へと下落したため、値上げ決定した。
econoTREND
1998/5/5
社会