アヤラ系列のグローブテレコムはこのほど、昨年度の経常赤字が前年度より15%増え、8億7,000万ペソを記録したことを明らかにした。同社によると、ほとんどが輸入に頼っている部品機器への投資がペソ安と高金利の影響で増加したためと、地方での電話回線設置を進めた結果、工費負担が増え大幅に赤字となったもの。しかし義務付けられている電話回線敷設は70万5000回線を達成するなど基盤整備が進んでおり、将来経営は上向きになるとみられている。
econoTREND
1998/2/17
社会



