中央銀行は石油会社に対し、アンヘッジローンと非石油製品の輸入に限り通貨リスク保護プログラム(CRPP)を適用することを決定した。シンソン中銀総裁は、これにより石油会社を為替変動から保護することができるとしている。また、新石油自由化法が成立すれば、移行措置として助成金が価格安定基金に投入される可能性も出ている。このため石油産業は完全に自由化されたとはいえないとの批判もあるが、中銀は8,800万ドルのCRPPは原油価格の変更や為替相場調整の場面で今後も有効に機能するだろうと述べた。
econoTREND
1998/1/27
社会



