鉱山地学局幹部によると98年度の銅採出量は4万6,452トンにとどまり、昨年より約500トン減少する見込み。採出量減少は世界的な銅価格の値下がりが一因で、98年の銅採出企業はマリカルム・マイニング、フィレックス・マイニングの2社だけとなる。銅採出企業のうちベンゲット社は97年8月にディソン鉱山を閉鎖、レパント・コンソリデーテッドも昨年、採掘事業を銅から金に転向、96年にマリンドゥケ島で鉱山事故を起こしたマーコッパーは操業を停止している。同幹部は南コタバトでWMC社によるタンパカン銅山の採出事業が始まれば、2000年には銅の生産量は回復するものとみている
econoTREND
1998/1/22
社会



