ココナツ庁の9日の発表によると、1997年のコプラ(乾燥ココナツ)生産量は260万トンで、前年に比べ18%増加した。高収量ヤシの苗を配布する世界銀行の融資を受けた政府事業が効を奏しているという。今年はエルニーニョ現象の影響が心配されているが、ダビッド同庁長官は「全体の60%を生産するミンダナオ島では干ばつが起きないとみられており、生産量が大幅に減少することはないと思う」と話した。
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1998/1/13
社会



