セブ日本人会や会員有志らがフィリピン航空(PAL)と交渉し、帰国困難者にセブ〜成田空港間に臨時便を飛ばす支援活動を行ってきたが、セブ日本人会の事務所も一時閉鎖が決まり、現時点で確定中のチャーター便は27日午前8時が最後となった。
帰国希望者はまず同会のフェイスブックページなどを通じて「日本人帰国希望受付リスト」に登録。返信メールの指示に従って、26日(木)にセブ市ゴロルド通り沿いのPALチケットオフィスで直接航空券を購入する流れとなる。
セブ・日本人会によると、20日以降5便が飛び、計千人がすでに帰国済み。24日に予定していた臨時便が急きょキャンセルとなり、27日になったという。
現時点では130〜150人の帰国希望者が集まっており、ボホール島などセブ周辺の島からもセブへの入島許可を取得して、帰国を希望する人がいる。東ネグロス州ドゥマゲティ市からも15人の渡航希望者がいるという。
一方でPALは24日夜、マニラ空港を発着する国際便の運航の突然の停止を発表した。セブの臨時便への言及はないが、現在セブ・日本人会では、臨時便への影響の確認を急いでいる。