日本など世界でヒットしたインド映画「きっと、うまくいく」にも出演した同国の人気女優カリーナ・カプールさんが、このほど誕生した男児に14世紀末にインドを侵略した中央アジアの歴史上の英雄ティムールと同じ名前を付けたとして批判されている。
インド紙によると、カプールさんは夫の俳優サイフ・アリ・カーンさんとの間に20日に生まれた息子をティムールのインド風の読み「タイムル」と命名。ティムールを侵略者とみなす市民らから「夫婦出演の映画をボイコットしろ」などとの批判が寄せられた。
ティムールは1370年、イスラム系のティムール帝国を建国し中央アジアや周辺を支配した。(共同)