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テロ現場を祈りの地に ダバオ市

2016/10/24 社会

 9月2日にミンダナオ地方ダバオ市で発生した爆弾テロ事件では15人が犠牲になった。そのテロ事件が起こった、夜市が立つ現場は現在、犠牲者の名前を刻んだ大理石の碑銘が設けられ、悲劇や痛みを心に留めるとともに、人間の精神の強さをあたらめて思い起こす場に生まれ変わろうとしている。碑の周りを緑の観賞用植物やピンクのブーゲンビリアがとり囲み、平和と安寧のイメージを醸しだす。

 同市のサラ・ドゥテルテ市長は、「爆弾テロで犠牲になった方やなんとか生きのびた負傷者約70人を讃える祈念碑である。永遠に犠牲者を追悼し、あらゆるテロ行為の再発を防ぐためにできる限りのことをしていきたい」との決意を表明。「その場は祈りと平和と追悼の場となるだろう」と語った。

 一方、軍と警察はテロ事件の容疑者3人をミンダナオ・イスラム教徒自治区コタバト市で逮捕した。このうち最後に逮捕したステッカー印刷店のオーナーの家からは迫撃弾、ロケット砲弾、爆弾発火用の線、重火器、携帯電話、携帯ラジオなどを押収した。警察は容疑者が爆弾を製造して中部ミンダナオ地方などで爆弾攻撃を仕かける可能性を模索していたとみて裏づけ捜査を開始した。(18日・インクワイアラー)

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