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カジュアル衣料品店のユニクロはこのほど、東南アジアでは初となる旗艦店をシンガポールに開いた。目抜き通りのショッピングモールの３フロアを占有し、日本の銀座店に並ぶ500種類以上、約25万点の商品をそろえた。ユニクロは、タイやマレーシアなどにも進出。売上高全体に占める東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）域内の割合は約１割。また、米ニューヨーク中心部にある旗艦店を改装オープンした。
ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は開業に先立ち、シンガポールで記者会見し、今後５〜10年でＡＳＥＡＮ域内の売り上げを３倍に引き上げる目標を明らかにした。数年以内にベトナムに進出したいとの考えも示した。
一方、ニューヨーク店では日本人気にあやかって「東京風」の着こなしを提案、赤字が続く米国事業の収益改善につなげる狙いだ。（共同）
