ゴールドバーグ駐日フィリピン米大使はこのほど、米政府の援助で建設されたレイテ島のパロ国立高校の寄贈式に出席した。校舎は2階建ての10教室。米国は2013年のヨランダ台風で被害を受けた学校の再建のため、1億4300万ドルを資金援助。
校舎はエアコンも完備しているほか、マグニチュード8・5の地震や台風などで風速100メートルの強風が襲っても耐えられるという。これまでに111教室が寄贈されたか現在、建設中で、最終的は300を超える教室を寄贈する計画という。
ヨランダ台風以来、6回も被災地を訪問している同大使は引き渡し式で「教育は人権の観点からだけではなく、地域再建の力強い源となる」とあいさつした。(5月30日・ブテレィン)