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次期選挙はいかに? 支持率調査

2014/10/6 社会

 9月に実施された次期大統領選に関する世論調査で、首都圏マカティ市庁舎の建設費水増し疑惑が発覚したビナイ副大統領の支持率が6月の前回調査から10ポイント減少し、31%となった。

 しかし、ほかの候補者との差は開いたままだ。最有力のライバルは、前回比5ポイント増の13%を獲得したロハス内務自治長官と、4ポイント増の11%だったサンチャゴ上院議員。エストラダ・マニラ市長=元大統領=も10%の支持率を得た。

 12月の次回調査で、ビナイ副大統領の支持率急落の傾向が続くのか、それともこれが上院委による一時的な逆風なのかが分かる。ロハス長官とサンチャゴ議員の支持率上昇が継続するかどうかも分かるだろう。

 支持率は、出馬を目指す政治家たちに関する報道に大きく左右される。今後数カ月で、ビナイ副大統領への上院委の追及は激化するだろうと予想ができる。

 アキノ大統領による後継者指名も支持率を左右する要因だ。これが候補者にとって助力となるか負担となるかは、任期終了が近いアキノ大統領自身の支持率に懸かっている。

 とは言っても、アキノ大統領による有権者への懇願は、後継者にとって大きな資源だ。また、予期せぬ出来事が政治の全体像を変えることもある。2010年にはコラソン・アキノ元大統領が死去し、有権者は現大統領に後を託した。

 最後に中央選挙管理委員会。自動投票用紙読み取り機(PCOS)による集計に不安の声は多い。

 今後20カ月で選挙を左右する要因がすべて明らかになるだろう。問題や困難もあるが、選挙はわれわれの誇りであり、喜びだ。当日を全国民が楽しみに待っている。(2日・ブレティン)

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