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ハロハロ

2014/9/8 社会

 熱帯や亜熱帯で発生するデング熱が温帯の日本、しかも首都のどまん中で発生し、大騒ぎになっている。当局は「人から人への感染はない」「致死率は低い」とか、(媒介する)「ヒトスジシマカに関する基礎知識」などの周知を図り、社会不安の拡大防止に必死だ。先週、代々木公園が目前に見える中華店で、高校時代の同期会に参加したが、話題はもっぱらデング熱だった。

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 そのときは全国に70人以上も感染者が増えるとは思わなかった。デング感染は明治神宮外苑や新宿中央公園でも確認されるなど、なお拡大の兆しがある。代々木公園は閉鎖措置が取られた。デング熱の「本場」フィリピンを訪れるときは、必ず保険に入っている。滞在中の病気に限定した疾病保険で、4週間滞在しても保険費用は3千円未満。毎回、必ず掛けるのはデング熱が怖いから。保険に入っているとなれば比の病院は十分な手当てをしてくれる。適切な手当てが遅れると、老齢者は生命に関わる可能性が出てくる。

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 マニラ新聞で見る限り、今年、首都圏での大流行はなさそうだが、雨期だけに用心、用心だ。もう一つ、恐ろしいのが、発症数で世界ワースト10に入る狂犬病。8年前だったか、比で犬にかまれて帰国後、狂犬病を発症した男性が死亡したケースがある。狂犬病治癒に不可欠な血清も十分に無い国だから油断はできない。犬が近づいて来たら「逃げるにしかず」である。(紀)

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