Logo

22 日 マニラ

30°C23°C
両替レート
¥10,000=P3,730
$100=P5,835

22 日 マニラ

30°C23°C
両替レート
¥10,000=P3,730
$100=P5,835

ハロハロ

2014/7/28 社会

 来年8月、独立から70周年目を迎えるインドネシアに初めて、「庶民」階層出身の大統領が誕生することになった。主要都市の書店には今、10種類を軽く超える次期大統領に関する書籍が並び、この「庶民」代表に寄せる国民期待の大きさを示している。と同時に、早くも「期待を裏切らない、新鮮で清潔な政治を確立してほしい」との声が一段と高まるなど、国民は10月20日の大統領就任式を心待ちにしている。

 国政という大舞台で「主役」を務めるのは、首都ジャカルタ特別州知事から転身、7月9日の大統領選で勝利したジョコ・ウィドド氏(53)。貧しい家庭に生まれ、大学卒業後、実業界に入った経歴を持つジョコ氏はその誠実さと行動力を買われて今回の大統領選候補に指名され、見事、「インドネシアン・ドリーム」を実現させた。当選後の第一声で同氏は「国民主体の政治を行う」とあらためて強調、喝采を浴びた。

 一方、元国軍特殊部隊司令官で、かつエリート階層出身の対立候補(62)は「庶民」に敗北したショックのためか、現実を受け入れられず、「票集計に不正があった」と主張、憲法裁判所に再集計を求めている。地元メディアは今、「スハルト時代」を支えたこうした旧支配層とは一線を画する姿勢を鮮明にしている。報道界も国民のジョコ氏への声援を真剣に受け止め、「新時代」到来を予感しているようだ。(道)

おすすめ記事

被害者は19歳留学生 マラテ拳銃路上強盗事件

2025/1/22 社会 有料
有料

「ルフィ」一味メンバーを拘束 警察偽装カード詐取事件に関与

2025/1/22 社会 有料
有料

84%が政府を支持 南シナ海対応で、OCTA調査

2025/1/21 社会 有料
有料

マラテで再び路上強盗 首都圏で11件目

2025/1/21 社会 有料
有料

POGO就労外国人32人を逮捕 パラニャーケ市で再度の家宅捜索

2025/1/21 社会 有料
有料

初のサル痘感染確認 バギオ市

2025/1/21 社会 有料
有料