中部ビサヤ地方のセブ州ボゴ市は屋外ではヘッドギアやマスクなどで顔を隠すことを禁じる市条例をこのほど制定した。
条例は市内に滞在する間は全員が守るよう求めており、クレスティノ・マルティネス市長が署名して法律と同じ罰則付きの効果を持つことになった。
条例制定の目的は、顔をヘッドギアなどで隠して身元がばれないようにした上で、2人乗りのオートバイで銃を乱射したり、通行人からバッグを引ったくるなどの犯罪が増えているため。違反者には罰金千ペソもしくは1日の拘置、2回目の違反には同2千ペソもしくは2日の拘置、3回目の違反には同5千ペソもしくは1カ月の拘置という厳しい罰が科せられる。(19日・ブレティン)