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ミンダナオ地方サンボアンガ市で２月28日、自宅を夫人と車で外出しようとしたレイネリオ・エスタシオ判事が、オートバイの「タンデム」（２人乗り）から銃弾７発を受け即死したが、同市の警察は９日、２人組のうちの１人を殺人容疑などで逮捕した。
逮捕されたのはモハメド・アミサリ容疑者で、３人の目撃者の証言などから警察が割り出した。
エスタシオ判事は政治家が絡む汚職事件や過激派の事件など問題裁判を多く担当。アミサリ容疑者はスルー地方の暴力団抗争に絡んで10人の仲間と共謀して襲撃事件を起こし、いったん逮捕されていた。エスタシオ判事は、襲われたグループがアミサリ容疑者らを訴えていた裁判の公判を担当する判事だったという。（11日・インクワイアラー）
