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ビサヤ地方セブ市の主要産業の観光やホテル業に与えた台風ヨランダ（30号）の影響は計り知れないほど大きかった。セブのホテル・旅行・レストラン協会のセネリン・マギリモーナ会長は「セブ、ボホールという二つの大きなマーケットを失った」とため息をつく。
会長によると、10月15日のマグニチュード（Ｍ）７・２の地震と11月８日のヨランダ襲来で、頼みの韓国と日本からの団体客のほとんどがキャンセルとなった。１月のシヌログ祭りのパレード見物にも影響が出ているという。
観光省によると、昨年１月18日から20日までの現地ホテルの稼働率は97・77％に達した。年間３００万人といわれるセブ観光への打撃はどこまで続くのだろうか。（20日・ビジネスワールド）
