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過去８年、病害がまん延し、総額15億ペソの損害をだすなど、不振が続いてきたレイテ島などビサヤ地方東部のマニラ麻生産が急回復している。政府が昨年まで、５０００万ペソの予算を投入して病害対策を講じたのが奏功した。
ビサヤ地方東部地域はマニラ麻の生産地として知られ、２００３年には過去最高の２万９４４４トンを生産し、フィリピンで最大の産出地となった。その後、病害が広がり、09年までにトップの座をルソン地方南部のビコール地域に奪われた。
しかし、病害退治が成功し、ビサヤ地方東部のマニラ麻生産は昨年、１万７４００トンと前年から急回復した。同地方の担当官は「この地域はいずれ、マニラ麻生産でトップの座に戻るだろう」と述べた。（19日、ブレティン）
