11 日 マニラ
南コタバト州のピンゴイ知事はこのほど、ミンダナオ地方で悪化する電力不足の解消に向けて、原子力発電所の建設を示唆した。これに関連して、既に複数の提案が州政府に寄せられいるという。
コフアングコ元下院議員＝ルソン地方タルラック州＝も先頃、ミンダナオ地方を遊説し、火力、水力、太陽光発電に代わるより安価な電力源として、原発推進を訴えた。
ピンゴイ知事も原発推進論者で、下院議員時代にバタアン原発の建設再開を求める法案の１９７人の提案者の１人になっている。
ただ、50メガワット規模の原発建設には３億ドルの費用がかかり、州予算で賄うのは不可能だという。（11日、ブレティン）
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