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ビサヤ・ミンダナオ通信

2012/1/9 社会

魔女のほうき病まん延

 東ビサヤ地域のキャッサバ(熱帯産イモノキ)に、地元で「魔女のほうき」と呼ばれるファイトプラズマ病がまん延している。比根菜研究訓練センターが警告した。同病は植物に寄生し病害を起こす細菌の名前に由来し、症状の形から「魔女のほうき」との俗称がついた。

 同センターのバスケス専門研究員によると、同病はレイテ州のオルモック市、ラパス、カナンガ、バト各町や、南レイテ州のマーシン市に及び、延べ面積は70ヘクタールに達するという。同研究員は2011年の生産高がほぼ半減するとみている。

 農務省統計によれば、10年の同地域でのキャッサバ生産額(農家卸値ベース)は6億ペソ。生産減により市場価格の高騰も心配される。(2日、ビジネスワールド)

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