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比証券取引所（ＰＳＥ）は、ビサヤ地方セブ市のビジネスセンター内に９月にも証券取引事務所を開設すると発表した。首都圏以外では初めてで、証券取引市場への地方からの一層の投資促進を促す狙いがあるとみられる。
ＰＳＥ市場教育部のカスリーン・ブエナオブラさんは、このほど訪れたセブ市で記者会見し、地元企業の上場を呼び掛けた。ＰＳＥには現在２４９の企業が上場しているが、このうちセブ市に本社がある企業は５社という。
同事務所は市場紹介や、投資促進業務を行う。ブエナオブラさんによると、比国民のうち証券投資に携わっているのは、60万人余に過ぎないという。ＰＳＥでは同事務所の開設で、とりわけ小口投資家の育成に期待を寄せている。（２日、ブレティン）
