ビサヤ地方では初となるパフォーマンス・アートの劇場が、セブ市のフィリピン大学ラフグ校のキャンパス内にお目見えする運びとなった。
パフォーマンス・アートは、肉体的な演技と写真、映像、音楽などを融合させようとする新しい演劇芸術で、セブ州では、この劇場が全国の芸術愛好者の拠点となることを期待している。また、セブの文化や伝統をオペラ形式で上演する出し物も計画されている。観客席は1600で、8月12日にこけら落としの予定。
もともと同劇場の構想が持ち上がったのは1993年までさかのぼる。諸事情が絡んで、オープンが遅れたが、グエンドリン州知事が15日の施政方針演説で、「来月オープン」を宣言し、鶴の一声となった。(26日、ブレティン)