通信大手のグローブ・テレコミュニケーションは、2010年の公立校を対象にしたインターネット接続支援プロジェクトの終了に伴い、1954の高校と58の小学校が新たに接続可能となったと、その成果を明らかにした。同社によると現在、全土の公立高校では4497校がネット接続を終え、2153校が接続待ちの状態だという。
このプロジェクトは、教育省のインターネット接続計画の一環として、米国が支援するミンダナオ・コンピューター普及プロジェクトなどと提携して行われた。
同社の社会貢献部門の責任者は、プロジェクトの狙いについて、「特に情報通信機器がない辺地の公立校に機器を供与し、国際水準に遅れない教育の機会提供」としている。(10日、ビジネスミラー)