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ミンダナオ地方開発計画（ＭＲＤＰ）に対し、オーストラリア政府はこのほど、総額６００万ドルを世界銀行を通じて供与すると発表した。
支援対象となるのはコンポステラバレー州ニューバタアン、南コタバト州ポロモロック、北ラナオ州リナモン、サンボアンガシブガイ州アリシア、南アグサン州タラコゴン︱︱の５地域。支援事業分野は、農業の基盤整備を中心に、地域住民の生活水準改善、行政部門の改革それに環境保護・改善などとなっている。
ＭＲＤＰは１９９９年に、世銀資金（１億２４００万ドル）で設立され、比農務省と協力して地域開発などを進めている。しかし、事業費の４分の１が地方自治体の負担で、参加自治体数は同地方全体の半数にとどまっている。（25日・ビジネスワールド）
