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ダバオ市は目下、長期休暇のドゥテルテ市長に代わり、娘のサラ副市長が市政の采配を振っているが、同市議会は一月二十九日、女性労働者を雇用している全雇用主に対して、必ず座席を準備することを決めた条例を全会一致で採択した。
条例案を提出したのは、議員一年生のイブヤン労働・雇用機会委員長で、「ショッピングモールでは一日中、座れないで働いている女性労働者の姿をよく見掛ける。健康に良くないと思っていた。身重の女性などは腰掛けたくなると、トイレに行くと言い訳するありさまだ」と説明した。
新条例違反者は一千ペソ以上、五千ペソ未満の罰金、または六カ月未満の禁固刑を科せられる。（31日・ブレティン）
