アジア開発銀行のクラウチ比担当部長はこのほど、比政府との総額2億ドルの通貨スワップ協定交渉が不調に終わったと発表した。交渉再開の意向はないという。同交渉は2004年に同銀理事会の承認を得て始まったが、比政府側が市中調達よりコストが高いとして折り合いがつかなかった。交渉の失敗は比政府と他の諸国、国際機関との通貨スワップにも影響するとみられる。(29日・スタンダード・トゥデー)
econoTREND
2006/5/30
社会



