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ハロハロ

2005/3/21 社会

 ラモス元大統領の腹心、アルモンテ元大統領顧問(国家安全保障担当)が久々に表舞台に登場、十日前の講演会で「底なしの政治腐敗を放置すれば、軍事政権が取って代わる」とアロヨ大統領を威嚇した。同顧問こそ二度の「エドサ革命」を仕掛けた「影武者」といわれる人物。エスラダ前大統領の追放で合従連衡したアロヨ、ラモス両氏の間にただならぬ亀裂が生じたことを示唆している。

 前大統領陣営に属し、徹底した現政権批判を売り物にする異端、トリビューン紙だけがラモス氏が「敵の敵」となりつつあるとみて、同顧問の爆弾発言をトップニュースとして報じた。元大統領はメディアを重視することで有名。有力各紙が現政権におもねてかアルモンテ発言を無視したことに地団駄(じだんだ)を踏んだことだろう。

 アルモンテ氏はその後の発言では、現大統領を名指しし、四年間に六人もの国軍参謀総長を任命したことを恩賞人事として強く非難した。発足当初、軍の後ろ盾がなく、政権基盤のぜい弱さを指摘されたアロヨ政権。生粋の軍人上がりのラモス氏を後見人とせざるを得ない事情があった。ラモス陣営の反アロヨへの転換が本物とすれば、「軍支配」をめぐる確執が一因となっているのでは。 (康)

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